空手 の グローブ 用途別 おすすめ 3つ 芦原空手/フルコン空手全般 向け

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今回は、空手用のグローブとして適切なアイテムについて考えてみました。

最初に結論です、おすすめは以下3つです。

①サポータータイプ

②オープンフィンガータイプ

③ボクシングタイプ

私の所属流派は、フルコンタクト空手の芦原会館です。

芦原空手は、サバキと呼ばれる戦闘技術を習得することを目標としています。

特に、芦原空手を含むサバキ系空手の関係者に有益な情報もありますので、参考にしていただければと思います。

また、フルコン空手全般にも参考になる内容もありますので、関係者に新たな発見があれば幸いです。

それでは、用途別に詳細を記載していきます。

目次

①サポータータイプ

脛サポーターと同様の洗濯可能な布素材のサポータータイプです。

具体的には以下商品です。

everkarate

特に少年部向けに推奨しています。

持論ですが、一般部(大人の部)の空手家の拳は、ある程度の硬さが必要と考えています。

極端な部位鍛錬をして拳タコを作ればいいという話ではないです。

直接打撃して自分が拳を痛めてしまうようなら話にならないので、打撃技として成立するレベルの拳の強さでOKです。

以上は、あくまで「一般部」の想定です。

骨格を含む体全体が成長期の「少年部」としては、この限りではなく、拳に対しても負荷をかけるべきでないと考えています。

特に空手を始めたばかりの少年部は拳を痛める傾向があります。

よって、子供用XSサイズもあり、洗濯もできて、リーズナブルな拳サポーターを少年部向けに推奨しています。

②オープンフィンガータイプ

掴みありの打撃格闘技向けのグローブです。

おすすめは以下のBODYMAKER品です。

芦原空手特有の「サバキ」という戦闘技術を習得の際、サバく側としては掴みありのトレーニングをします。

everkarate

革製のオープンフィンガーグローブであれば、素手とほぼ変わらない感覚で掴み技を使えます。

ちなみに、私がオープンフィンガーグローブを使うタイミングとしては、以下3点です。

1)上級者同士でのサバキあり(掴みあり)の組手をする場合

2)下級者と組手をする場合

3)何等かの要因で拳を痛めている場合

実際に私が使っているオープンフィンガーグローブの現物写真は以下です。

上記BODYMAKER品を8年以上使用しています、さらに以前はマーシャルワールド品も使っていました。

グローブ仕様としては、写真中の赤枠のように、手首に巻き付けて固定できるタイプを推奨します。

理由は、ズレにくいからです。

以下は各使用タイミングの詳細です。

1)上級者同士でのサバキあり(掴みあり)の組手をする場合

打撃だけを想定するなら、上述①のサポータータイプでも問題ないですが、掴みありとなるどうしてもグローブがずれて素手とは違った感覚になる場合があります。

オープンフィンガータイプはズレる懸念がほぼないので、掴みありの組手でおすすめです。

2)下級者と組手をする場合

下級者と組手をする場合は、極力、下級者へダメージを負わせないようにすることが目的です。

掴み無しの組手を想定するなら、上述①のサポータータイプでもOKです。

3)何等かの要因で拳を痛めている場合

何等かの要因で拳を痛めている時に、空手の全体稽古に参加する場合には、今回のオープンフィンガーグローブを付けることがあります。

芦原空手の場合、約束組手で掴み有りの技術を学ぶ場合があるので、グローブを付けるなら素手に近い感覚が保てるオープンフィンガーがおすすめです。

③ボクシングタイプ

掴みができないボクシングタイプのグローブです。

おすすめは以下のBODYMAKER品です。

ボクシング用のグローブとしては高価な商品も多々ありますが、空手用としては2000~4000円程度で十分と考えています。

私の使用実績としては、上述のオープンフィンガーと同じタイミングでBODYMAKER品を購入し8年以上使用しています。

私がボクシングタイプグローブを使うタイミングとしては、以下2点です。

1)下級者と組手をする場合

2)掴み無しのサバキ技術の修行  

1)下級者と組手をする場合

上述②-1)と同じ理由です。

ボクシングタイプの場合、オープンフィンガーよりクッション部分が厚いため、下級者と組手をする場合は、さらにダメージを低減できます。

オープンフィンガーグローブ着用時よりも強めにパンチが出せます。

2)掴み無しのサバキ技術の修行

これはサバキ上級者向けの修行方法です。

サバキ技術は掴みありですが、本来、掴みの手はパンチです。

相手を傷つけないために、掴んで投げています。

投げを極めれるなら、その間に数発のパンチをヒットさせることができます。

サバキ技術は、相手を崩すことからスタートすることが理想です。

ただし、掴みありとなると、崩れてない相手を掴んでしまうことがあります。

もちろん、私もです。

崩れていない状態で、通常のポジションで掴んでも制圧することはできず、柔道のような掴み合いになります。

ボクシングタイプグローブを付けて、

everkarate

敢えて掴みができないようにしてのサバキ稽古をすることで、打撃・ポジショニングでサバくトレーニングができます。

まとめ

今回は、空手用のグローブとして、用途別おすすめを3つ記載しました。  

①サポータータイプ

②オープンフィンガータイプ

③ボクシングタイプ

私の支部道場では少年部の入門者には、①サポータータイプを推奨しています。

②オープンフィンガータイプ、③ボクシングタイプは、一般部(大人の部)向けを想定し、使い分けしています。

鍛錬を継続している空手家の素手攻撃(ベアナックル)は、世間一般から見ると強力です。

私が緑帯時代のエピソードを記載します。

自主トレで、素手での組手をしていました。

相手は同じ緑帯の先輩でしたが、体重のある方で、硬いパンチを持っていました。

緑帯当時の私は、サバキ技術も未熟で、見切りもまともにできておらず、攻撃一辺倒な組手スタイルでした。

攻撃一辺倒だと相手の攻撃技をどうしても体で受け止めてしまいます。

打合いの組手となり、相手の硬いパンチをクリーンヒットで受けることが多々あり、KOは免れましたが、かなり痛い思いをしました。

翌日になっても痛みがあったので、自分の体を確認すると、やはり腕・胸に青アザができていました。

見切る技術があれば、ここまでダメージが残ることはないですが、当時はまだまだ未熟でした。

黒帯となっている今の私としては当時の緑帯先輩よりも、確実にパンチの打撃力はあります。

以上のような色帯時代の経験からも、サバキ技術・見切り技術が未熟な下級者との組手の場合は、素手は避けるようにしています。

最後に、私は空手用品としてBODYMAKER品を愛用しています。

上述②③のグローブは8年以上使えていますので、耐久性も問題ないです!

迷ったらBODYMAKER品をおすすめしていますが、私はBODYMAKERさんと業務提携している訳でもなく、シンプルに値段・品質のバランスが良いと考えているためです。

今回は以上です!

以下記事も参考にどうぞ。 

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