こんにちは!everkarateです!
今回は、前回に続いて中高年向けの空手のメリットを記載していきます。
前回は、
①運動不足解消、②筋肉量UP、③柔軟性UP
と身体的健康につながるメリットでしたが、今回はメンタル面のメリットがメインです。
早速ですが、最初に結論です。
④武力UPによる全能感
⑤ストレス解消
⑥「武縁」による社会的繋がり
それでは、深堀りしていきます。
④武力UPによる全能感
どの流派に所属したとしても、ベースは「殴る」「蹴る」の格闘技ですので、継続すると確実に武力(=強さ)のレベルが上がります。
この点には、詳しい説明の必要はないと思います。
では何故、武力が上がることがメリットと考えるか?
ここは、人それぞれ千差万別の考え方があると思います。
中高年の私が考えるのは、
武力を持てば何事にも落ち着いて対応できる「平常心」が得られること
です。
想像してみてください。
銃保有OKで治安が悪い街で丸腰で歩くのと、武装して歩くのでは心の持ちようが違うのではないでしょうか。
あくまで極端な例ですが。
空手本ではなく、筋トレ本ですが、よく似た例の掲載がある書籍を紹介します。
本書より、抜粋します。
「自信のない人は筋トレをして下さい。・・(中略)・・上司も取引先もいざとなれば力ずくで葬れると思うと謎の全能感・・(中略)・・・以上の理由から自信がつきます。」
「謎の全能感」・・この感覚は武道を継続することでも得られると私は考えています。
⑤ストレス解消
特にフルコンタクト空手では、突き・蹴りの稽古でミットまたはサンドバックを叩いて、打撃力を上げていきます。
人間の本能として、モノを叩くとスッキリし、ストレスが発散されます。
ストレスが溜まっている場合、特にです。
以下は、私が自宅で5年以上使っているサンドバッグです。
50㎏とちょどいい重量感、かつ、リーズナブルで、自信をもっておすすめできます。
⑥「武縁」による社会的繋がり
「武縁」とは、簡潔にいうと、「武道を継続することで得られた縁・繋がり」です。
武道を継続してくと、仕事と関係のない縁ができます。
道場の師範・指導員もそうですし、一緒に汗を流している道場生の先輩・後輩もです。
所属道場だけでなく、流派全体で見て、他支部の人とも繋がりができます。
橘玲さんの著書:「幸福の「資本」論」では、幸福の3つのインフラ(基盤)として、
・社会資本(→共同体=繋がり)
・人的資本(→自己実現)
・金融資産(→自由)
と定義されています。
人間は何をもって幸福感を得られるか?
を突き詰めると、これら3つのバランスにより形成されることになります。
長くなるので、これ以上、本書の内容を深堀りするのは控えますが、本書は生きていく上での大切なことを示してくれる良書です。
本業とは関係ないコミュニティでの繋がり・・・まさに「社会資本」そのものです。
サラリーマンかつ、武道歴:15年以上の私からしても、振り返ってみると、「武縁」による繋がりは本当にいいものです。
本業のサラリーマンでは関わることのない人達と繋がることは、多角的な考えに触れることになり、自分自身の勉強にもなっています。
まとめ
さて、今回は中高年向けの空手のメリットを3点記載しました。
前回内容と合わせると、
①運動不足解消
②筋肉量UP
③柔軟性UP
④武力UPによる全能感
⑤ストレス解消
⑥「武縁」による社会的繋がり
の6点です。
前回記事の「身体的健康」のメリット、
今回記事の「メンタル面」のメリット、
これらを総合的に得られる空手稽古は、人生の重要要素のコングロマリット(複合体)です。
空手をこれから始めようと検討している人、何か1つでもキッカケとなればと思います。
空手を継続している人、改めてメリットを確認いただき、本ブログのテーマでもある「生涯武道」へ繋がれば幸いです。
今回は以上です。
以下記事も参考にどうぞ。