ジグザグステップ;ランニングステップ の 効果 2つ 芦原空手向け

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皆さん、こんにちは!

YOUTUBEで先代芦原英幸館長の指導動画を見ました。

ジグザグステップ・ランニングステップの指導です。

約2分半の動画でしたが、参考に稽古に取り入れてところ、新たな気付きがあったので、その稽古効果を解説します。

最初に結論です。

ジグザグステップの稽古で得られる効果として、

①キレのある軸の回転

②ステップワークによる体重移動が転嫁できた攻撃

です。

それでは、深堀りしていきます。

目次

ジグザグステップとは

そもそも、ジグザグステップとは?

芦原カラテの稽古の1つで、斜め前にステップ、元の方向にさらにステップすると同時に回し蹴り(ローorミドル)、これを繰り返していきます。

具体的な稽古例は以下です。

組手構え → 右斜め前にステップ → 左斜め前にステップと同時に右ローキック → 左斜め前にステップ → 右斜め前にステップと同時に左ローキック → ・・・(繰返し)・・・

芦原空手の技術書でジグザグステップの掲載がある「実戦!芦原カラテ2 発展編」より引用します。

「変化のある蹴りはステップから・・・

インステップ、サイドステップ、送り足、この各種ステップと、軸足スライドを組み合わせることで、蹴りには無限ともいえる変化が出せる。

蹴りの伸び、方向、角度が変わることにより、相手に見切られない攻撃が組み立てられる。

それが実戦で最大の武器になる。

斜め前にサイドステップを行い、そのステップの勢いでけるジグザグキックは、そのステップの角度により、蹴りの出てくる方向が読みにくいので、受けにくい蹴りの一つである。」

以上のように、そもそもが「攻撃のテクニック」が前提です。

前置きが長くなりましたが、本題としてジグザグステップの稽古で得られる効果の解説します。

①キレのある軸の回転

斜め前にステップすると同時にローキックしますが、この際、「同時」を意識します。

つまり、軸足が着地したら蹴り終わる感覚です。

これを実践するには、スピーディな腰の回転が必要です。

この動きがスムーズにできれば、キレのある軸の回転に繋がります。

実は、このことに気付いてから自主トレで、ジグザグステップを取り入れてから、少しですが自分の動きに変化が出てきました。

攻撃のコンビネーション、サバキで技の繋ぎがスムーズになったと実感しています。

少しの変化ですが、少しずつの積み重ねが重要と考えております。

②ステップワークによる体重移動が転嫁できた攻撃

攻撃のテクニックとして、当然、より体重の乗った蹴りのほうが、打撃力があります。

ジグザグステップの稽古により、動きながらの体重を乗せた蹴りの感覚が養えます。

主にロングの間合いでの、距離を一気に詰めるための攻撃(ヒザ蹴り、回し蹴り)で活きてきます。

まとめ

今回は、芦原英幸先生の過去指導動画からの新たな気付きを記載しました。

ジグザグステップの稽古で得られる効果として、

①キレのある軸の回転

②ステップワークによる体重移動が転嫁できた攻撃

芦原先生が、「何故、超人的な挙動ができるのか?」「何故、その稽古を指導するのか?」との視点から動画を見てみると、ただの稽古風景ではなく、見え方が変わってきます。

今回の「切れのある軸の回転」と「攻撃時の体重移動」の感覚が得られることは、私が色帯時代にジグザグステップの稽古をした時には気付かなかったです。

・達人の動きを見ることで稽古のヒントが得られること

・過去には気付かなかった稽古効果が分かること

これらは、武道をやっていて良かったと思える瞬間の1つです。

また、長期に継続することで得られることもあり、本ブログのコンセプトである生涯武道に繋がります。

今回は以上です。

以下記事も参考にどうぞ。

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