「空手に燃え空手に生きる」芦原英幸著　から得られるメリット　7つ　サバキ系空手/武道全般 向け　【中編】

前回に引き続いて、達人の芦原先生の書籍「空手に燃え空手に生きる」から得られるメリットをご紹介します。

最初に結論です。

以下が得られるメリット7選です。

今回は、③／④　について、深堀りしていきます。

芦原空手を含む空手が趣味の方、有益な情報があるので是非参考にしていただければと思います。。

また、今回は打撃系武道全般に通ずる真理もあります。

武道・格闘技に興味がある方、どなたでも参考していただければと思います。

③実戦で役立つ技がよくわかる

本書では、空手技術とケンカテクニックは、実は同じと提唱しています。

この意図として、

その前提で、芦原先生は、警察学校で以下の指導を行っていました。

「実戦で役立つのは、パンチ、ヒジ打ち、ヒザ蹴り、ローキック、頭突き、この5つだ」

私は、この言葉は武道の真理を表した非常に奥深い言葉と考えています。

まず、ヒジ・ヒザ・頭は、鍛えなくても生まれながらに固い部位です。

固い部位を当てる方が、打撃力・破壊力は大きいです。

極論を言えば、固い部位をそれなりのスピードで当てることができれば、相応の打撃力があります。

そして、これらは全て、ショートの間合いからの技で、インファイトが必須です。

ミドル・ロングの間合いからの技も当然できるにこしたことはないですが、特に同レベル以上の相手には、簡単にはヒットしません。

相手を崩し、距離を詰めた上で攻撃することの重要性を説いているとも受け取れます。

「まずインファイトせよ！」

は芦原空手のサバキにおける基本理念です。

私はこれらの考えを元に、自分が運営する支部道場でのミット稽古のメニューを組んでいます。

ただし、頭突きは稽古メニューには入れてないです。

理由は、脳が揺れるためです。

頻繁に脳が揺れるメニューは、日常生活に影響が出る可能性があると考えています。

極端な例は、ボクシングのパンチドランカーです。

↓参考記事　ミット稽古のメニューについて記載。

④格闘技用の体重の目安がわかる

「70㎏あれば体重が２倍ある相手でも倒せるだけの基礎体力はあると、私は経験から確信している。」

本書のこの記載から、私は、武道用の理想の体重として、70㎏以上と考えるようになりました。

本書を初めて読んだ時の私は空手をしていましたが、体重管理することは一切考えてなかったです。

当時の体重は60㎏台でしたが、この一文を見て、武道を継続するにあたって自分の体重として70㎏を目安と置きました。

特に、直接当てる格闘技は、体重が有る方が圧倒的に有利です。

ただし、武道のパフォーマンスからすると、70㎏以上であれば何㎏でもOKということではないです。

体重を一定に保つことで、常に同じ体の使い方ができるようにしておくことも重要です。

体重管理をするメリットとして、健康維持・体型維持もあります、以下が参考記事です。

まとめ

今回は、書籍「空手に燃え空手に生きる」から得られるメリットを2点記載しました。

③については、私の支部道場でのミット稽古メニューのベースとなっています。

④からは、武道用の理想の体重が認識でき、体重管理するようになりました。

武力に加えて、健康維持・体型維持の効果も得られました。

SNS・等とは違い、本には著者の思いが凝縮されています。

自分が興味のある分野の本は本当に面白いです。

私にとっては、読書の楽しさを分からせてくれたことも、本書のメリットと感じております。

（武力UPから外れるので、今回のメリットには入れてないですが）

特にサバキ系空手に興味がある方は、ぜひ一読をおすすめします。　

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今回は以上です。

次回は、メリット　⑤／⑥／⑦　について、深堀りします。

以下記事も参考にどうぞ。