武縁のメリット 4つ 中高年向け/武道全般向け【後編】

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前回に続いて、武道を介しての繋がり「武縁」のメリットを記載します。

最初に結論です。

①異業種の人間と関わることで視野が広がる

②世代を超えた交流ができる

③社会資本が得られる

④拳を交えることにより特別な関係が得られる

今回記事では、上記 ③/④ について深堀りします。

前回(上記①/②)では、武縁による人間関係から受ける影響が、自身の成長に繋がる、つまり、学びが得られる内容でした。

今回は、自身のメンタル面で得られる効果を記載します。

↓前回記事

私の専門は芦原空手(芦原会館の空手)ですが、武道・格闘技全般に通ずる内容になります。

また、私のような中高年サラリーマンの方にも有益なメリットもあるので、どなたでも参考にしていただければと思います。

それでは、深堀りしていきます。

目次

③社会資本が得られる

空手から少し外れますが、幸福の定義を考えるには、橘玲さんの著書:「幸福の「資本」論」がとても有用です。 

本書に書かれている幸福のための3つのインフラ(基盤)として、

・社会資本(→共同体=繋がり)

・人的資本(→自己実現)

・金融資産(→自由)

と定義されています。

人間は何をもって幸福感を得られるか?

を突き詰めると、これら3つのバランスにより形成されることになります。

特に中高年サラリーマンの方、本業の会社で長く務めていると、それなりの繋がり、つまり「社会資本」を持っていると思います。

それに加えて、本業とは関係ないコミュニティでの繋がり(社会資本)を持つことで幸福度が上がります。

everkarate

私の場合、「本業の仕事での繋がり」と「空手での繋がり」を比較すると、当然ですが、趣味で力をいれてやっている空手の方が、充実しているし、楽しさを感じることが多いです。

以上のように、「社会資本」が得られる(追加される)ことで、幸福度が上がると考えています。

④拳を交えることにより特別な関係が得られる

私の所属流派もそうですがフルコンタクト空手の道場では、打撃のトレーニングをします。

組手で、お互いに倒すつもりで対峙し、殴る・蹴るの攻防を繰り返します。

道場外で打撃の行為に及んだら、喧嘩・暴力と見られ、警察沙汰になります。

つまり道場は、非日常的な空間になります。

非日常的な空間で共に過ごし、打撃でコミュニケーションすること、つまり、拳を交えることは、通常に生活していてはあり得ない特別な関係性です。

また、物理的には、日常生活ではありえない相手の領域(近い距離)に踏み込みこんで接触するになります。

と、頭で考えられることを記載してみましたが、こればかりは、感覚的で、言葉にするのが難しいです。

everkarate

経験者の方は分かると思いますが、友人関係、恋愛関係、家族関係、他、どれとも違う特別な関係です。

武道を継続するためには、この特別な関係性がとても役立ちます。

まとめ

今回は、「武縁」のメリットの内、2つを記載しました。

③社会資本が得られる

④拳を交えることにより特別な関係が得られる

中高年サラリーマンの私として、自分が力を入れて取り組んでいる武道にて、これらのメリットが得られることで、幸福感が増長していると考えています。

また、15年以上武道を継続し、自分で支部道場を運営している理由のひとつとして、これまでに恵まれた「武縁」のおかげとも考えております。

今回は以上です。

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