空手関係者の方、稽古納めはされたでしょうか?
私は、12月30日が稽古納めでした。
と言っても、道場稽古ではなく、一人での自主トレです。
今回は、年末年始休みの自主トレメニューについて記載します。
最初に結論です。
①柔軟
②基本稽古
③芦原空手の型
④武器術
⑤部位鍛錬
⑥立禅
⑦這い
私の専門は芦原空手(芦原会館)です。
芦原空手を含む空手関係者の方で、長期休みのため道場稽古がしばらくなく、自主トレしたい人に、少しでも参考になれば幸いです。
①柔軟
道場稽古でも行う通常の柔軟(ストレッチ)をします。
私の場合、自主トレでは、股関節の柔軟は、道場稽古メニューより入念に行います。
一定レベル以上の足技を出すには、股関節の柔軟性がマストと考えております。

②基本稽古
基本稽古のメニューを全て行います。
芦原空手ではあまり行わない基本メニューである、内受け・内受け下段払い・関節蹴り も含めます。
通常の道場稽古と違うところは、鏡の前でフォームチェックすることです。
知らず知らずに技のフォームに癖がついてないか?
を確認するために、定期的に鏡でフォームチェックすることも重要です。

③芦原空手の型
私は、サバキ技術を学ぶためには、芦原空手の型の稽古が最も効率的と考えています。
昇級・昇段審査のためだけでなく、黒帯になった今でも自主トレメニューに取り入れています。
今回は、以下の型を稽古しました。
組手の型1~5
投げの型3・4
実戦の型1・2
初心の型1(通常構え)
初心の型1(サウスポー)

④武器術
上述の型稽古の最後の方からは、武器術に移ります。
具体的には、トンファーを持って以下の型稽古をします。
初心の型1(通常構え、受け・パンチをトンファーで)
初心の型1(サウスポー、受け・パンチをトンファーで)
その後、サンドバックに対してのトンファー打込みへと続けます。
トンファー打込みの後は、ヌンチャクです。
ヌンチャクは基本的な振り方を数分行った後に、サンドバックに対する打込みを行います。

⑤部位鍛錬
部位鍛錬は、拳(パンチ)と足(蹴り)のみです。
手刀、裏拳は行っていません。
拳は、「砂袋ハード」、「鉄骨」、「サポーターを巻いた鉄骨」と色んな硬さのモノに打撃を加えます。
足は、砂袋ハードの下段部分に対して、「スネ」「足首」「背足」で打撃を加えます。
詳しくは以下記事です。

⑥立禅
自然の中での立禅です。

武術的なメリットはもちろんありますが、

やはり自然の中での立禅は最高に気分がいいです。
私同様の中高年サラリーマンの方で、日々忙しく過ごされている方には、特にオススメです。
足腰の鍛錬にもなるし、メンタル面のリフレッシュもできます。


⑦這い
立禅同様に、自然の中での這いです。
「武術用の安定した足腰を作ること」
を目的とすると、一番最初の挙がるのが、「這い」です。
這いの凄いところは、下半身強化に加えて、顔面ガードが無意識にできるようになることです。
防御力も格段にUPします。


まとめ
年末の稽古納めに、実際に行った自主トレメニューについて記載しました。
①柔軟
②基本稽古
③芦原空手の型
④武器術
⑤部位鍛錬
⑥立禅
⑦這い
年末年始は、道場も休みの場合が多いと思います。
1~2週間も稽古してないと空手をしたくて仕方がない方、休暇明けの道場稽古でもスムーズに動けるようにしたい方、少しでも参考になれば幸いです。
トータルの稽古時間としては、休憩も挟んで、2時間程度でした。
自分自身でメニューを組んで、興味がある内容を突き詰めていく稽古は、純粋に面白いです。
武道探求の面白さを感じることができれば長期継続でき、本ブログコンセプトの「生涯武道」にも繋がります。
今回は以上です。
以下記事も参考にどうぞ。







