今回は 『芦原カラテが「ながら」の空手』 の理由を記載します。
最初に結論です。
・攻防一体の動きには「ながら」が必須
が理由です。
今回のテーマ「芦原カラテは「ながら」の空手」は、芦原カラテ技術書に格言として掲載されています。
具体的には、書籍「実戦!芦原カラテ パート1」86ページの「芦原カラテ格言集」です。
改めて本技術書を読み返して、武力UPのための重要なポイントが凝縮されていると強く感じたので、今回記事にしました。
↓実戦!芦原カラテ パート1
芦原空手(芦原会館)を含む、サバキ系空手が趣味の方・興味がある方、基本的な内容ですが、今一度、確認いただくことで、ご自身の技術のさらなる向上に繋がれば幸いです。
芦原空手の原点は実戦・ストリートファイトで通用する技術ですので、空手に限らず、どのような武道でも通ずる真理です。
武道関係者はどなたでも参考になる内容と考えております。
それでは、深堀りします。
攻防一体の動きとは
文字通り、攻撃と防御が一体、つまり、攻防が両立した動きです。
芦原カラテの「サバキ」技術で理想とする動きです。
「ながら」とは
「ながら」とは、「受けながら攻める」、「攻めながら受ける」つまり、2つ以上の動作を同時に行うことです。
例として、相手の蹴りを受けた瞬間にこちらも蹴り・パンチを出します。
芦原空手の型の挙動から、さらに具体例を記載します。
【組手の型3 ⑤ の挙動】
相手の 「左前蹴り → 左中段パンチ」 に対して、
「ステップバック →
(相手左前蹴りを)下段払い →
(相手左パンチを)右手で外受けしながら右ローキック →
(崩れている相手に対して)左上段回し蹴り」
以下商品では、公開されている全ての芦原の型を解説付きで学べます。
攻防一体の動きに「ながら」が必須
攻防一体のテクニック「サバキ」に、「ながら」が必須の理由は、崩れている相手への攻撃に繋げるためです。
そうすることで相手はさらに崩れて、自分はより有利・安全な体勢を取ることができます。
さらにそこから攻めます。
大事なことは、相手が体勢を立て直す前、つまり、相手が崩れている状態で、自分の攻撃を入れることです。
以下記事にて、理想の攻めのタイミングについて記載しました。
まとめ
今回は、芦原空手の格言「芦原カラテは「ながら」の空手」の理由を記載しました。
・攻防一体の動きには「ながら」が必須
攻防一体の動きは、芦原カラテの「サバキ」技術の理想です。
「ながら」とは「受けながら攻める」、「攻めながら受ける」つまり、2つ以上の動作を同時に行うことです。
「ながら」の挙動は、崩れている相手への攻撃に繋がります。
そうすることで相手はさらに崩れて、自分はより有利・安全な体勢を取ることができます。
これは、芦原空手の核心の
「より小さな動きを積み重ねて、相手の崩れを大きくし、より安全確実に倒すこと」
に直結する技術です。
今回は以上です。
ハイクオリティな芦原空手の技術書は、パート2、3もあります。
どの1冊をとっても、内容理解できて指導できるようになれば、支部道場を開くことができます!
以下記事も参考にどうぞ。