組手の型1~5 を稽古するメリット 3つ 芦原空手向け

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今回は芦原空手(芦原会館)オリジナルの型の内、サバキの根幹が学べる「組手の型」を稽古する理由・メリットを3選記載します。

空手の型を審査のためだけに稽古している方もいるのではないでしょうか?

実は色帯時代の私もそうでした。

組手の型は審査項目の指定型ですが、審査のために稽古するだけではもったいないです。

以前に以下の記事を記載しましたが、今回は型の中でも「組手の型1~5」に特記します。

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最初に結論です。

①間合い感を体系立てて学べる

②初撃に対するブロック・受けからの技の繋ぎを学べる

③コンビネーションとしての攻撃のパターンを学べる

それでは、深堀りしていきます。

目次

①間合い感を体系立てて学べる

組手の型1、2はショートの間合いから、組手の型3、4はミドルの間合いから、組手の型5はロングの間合いからと、間合い別に分けた攻防を学ぶことができます。

現実的な組手では、間合いが変化し続けます。

各間合いからの戦い方を体に染み込ませることができていれば、的確な攻撃・サバキに繋がります。

②初撃に対するブロック・受けからの技の繋ぎを学べる

芦原空手の型は、ブロック・受けから、攻撃に転じる挙動が多いです。

中にはカウンターの蹴りからの挙動もありますが、ブロック・受けがうまくできたとして、重要なのが、次の動作です。

つまり、ブロック・受けからの繋ぎをいかにうまくするか、その答えが型にあると考えています。

実は、私がこの内容を意識するようになったのは、黒帯になって、組手の型5を稽古するようになってからです。

ロングの間合いからの攻防のため、とにかく初撃を対処してから攻撃するまでの間を短くする必要があります。

相手の体勢が安定するまでに自分の攻撃を入れる必要があります。

これは全部の型に共通することになります。

↓参考記事↓

③コンビネーションとしての攻撃のパターンを学べる

芦原空手の型は、実戦の組手にそのまま適用できる動きをパターンとしてまとめたもので、コンビネーションの集大成です。

組手の型を覚えることによって、ワンパターンに陥りがいなコンビネーションのレパートリーを増やすことに繋がります。

本当に疲れてフラフラになった時に、勝負を決めるのは体で覚えこんだ技であり、コンビネーションです。

書籍:実戦!芦原カラテ(パート1)の内容より編集しました。

↓参考書籍↓ 芦原カラテ パート1

まとめ

今回は、芦原空手の組手の型を稽古するメリットを記載しました。

①間合い感を体系立てて学べる

②初撃に対するブロック・受けからの技の繋ぎを学べる

③コンビネーションとしての攻撃のパターンを学べる

実戦・組手におけるエッセンスが凝縮されている型、それが天才空手家の芦原英幸氏が考案した「組手の型」です。

もちろん、他にも学べることがあり、非常に奥が深いです。

なお、私の普段の型稽古内容は以下です。

組手の型1~5 、投げの型3、4、実戦の型1、2

まずは組手の型をマスターしてから、投げの型、実戦の型も取り入れてもいいと思います。

今回は以上です。

↓参考商品↓ 公開されている芦原空手に型が全て網羅されています。

以下記事も参考にどうぞ。

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