今回は、空手家、中高年、サラリーマン の目線から見た、最もおすすめの筋トレ本をご紹介します。
最初に結論です。
最もおすすめは、「プリズナートレーニング」です。
その理由として、
①徐々にステップアップしていくメニューで初心者を含めて万人向け
②ウエイト器具を使わない自重トレーニング
③セルフコーチになれる
④腹筋運動「レッグレイズ」が打撃格闘技向け
⑤武道全般に重要な「ブリッジ」のメニューあり
中高年の方、本書で紹介されているのは、何才からでもスタートできるトレーニング方法です。
その理由を記載しますので参考にしていただければと。
サラリーマンで、普段は忙しく運動習慣に時間をとるのが難しい方、本書で掲載されているのは自重トレーニングで、基本は自宅でできる内容です。
ジム通いの必要はなく、空いた時間で実践できます。
そして、空手が趣味の方、ご自身の稽古・鍛錬の中で取り入れている内容と比較することにより、新しい発見がでてくれば幸いです。
なお、今回記事では本書の内容を簡単に紹介します。
おすすめする理由については、次回以降に深堀りしていきます。
過去に読んだ筋トレ本
今回の記事を書くにあたり、私が過去に購入した筋トレ本を数えてみたところ、全13冊ありました。
空手を含む武道の技術書には、筋トレ方法の掲載があるものもありますが、今回はカウントしてないです。
ちなみに、武道技術書(筋トレ本除く)としては、合計70冊です。
本屋で筋トレ本を手に取ることは多いですが、武道本に比べると、購入に至ってないです。
私が筋トレをする主目的は、武道(芦原空手)のための補強運動の位置付けのため、妥当な購入比率かと考えています。
プリズナートレーニングは、私が過去に読んだ筋トレ本の中で、最もクオリティが高く、自信を持っておすすめできる1冊です!
プリズナートレーニングとは
文字とおり、プリズン(監獄)で培われたトレーニング方法をまとめた書籍です!
著者のポール・ウェイド氏は、元囚人です。
ポール氏は、監獄という魑魅魍魎・弱肉強食の環境の中に、入ったすぐに気づきました。
空気を吸うように他人の弱さを食い物にする囚人から、生き延びるため、つまりターゲットにならないためには、できるだけ強く、健康で、タフでいることが必須です。
幸運にもポール氏は、元ネイビー・シールズ(海軍特殊部隊)に基礎的な自重トレーニングを教わりました。
その後の監獄生活でも、体操選手・兵士・オリンピック重量上げ選手・武道家・ヨガの先生・レスラー・医者と、さまざまな職種からもトレーニング方法を学びました。
トレーニングを積み重ねた結果、囚人の中で、最も身体能力がある一人になり、誰からも敬意を払われるようにまでなりました。
その後、監獄内で指導者として、数百人の囚人に、自身のトレーニングメソッドを指導していきました。
本書は、ポール氏自身のトレーニング経験と、囚人への指導実績から培った、秘密の「訓練マニュアル」です。
本書のトレーニングメニュー:ビッグ6について
本書に掲載のビッグ6とは、具体的に以下の6種のメニューです。
・プッシュアップ(腕立て伏せ)
・スクワット
・プルアップ(懸垂)
・レッグレイズ(足を上げての腹筋運動)
・ブリッジ
・ハンドスタンド・プッシュアップ(逆立ち腕立て伏せ)
どれも自重トレーニングです。
想像が難しいメニューはないと思います。
私が芦原会館総本部に通っていた頃、毎回あった訳ではないですが、全体稽古で補強(筋トレ)をする場合は、腹筋・腕立て伏せが多かったと記憶しています。
また、当時の総本部道場には懸垂用のバーも設置されていました。
空手の道場稽古としては、自重トレーニングが推奨されていたと考えられます。
今回は以上です。
次回は、「プリズナートレーニング」をおすすめする理由を深堀りします。
↓次回記事↓
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