今回は、サラリーマン向けの「立禅」の効果を記載します。
最初に結論です。
①ストレス発散
②自立神経が整う
③足腰の鍛錬
④姿勢を良くなる
中高年サラリーマン空手家の私の専門はフルコンタクト空手の芦原空手(芦原会館)です。
私は、独学で、中国拳法の立禅を稽古メニューに取り込んで継続しています。
今回の効果は、主に私のような中高年サラリーマン向けの効果です。
また、すべて健康維持に繋がる効果なので、どなたでも参考にしていただければと思います。
最初に注意書きとして、私の立禅は、完全な独学です。
中国拳法の道場・教室に習いに行ったことは全くありません。
中国拳法が専門の方からすると、見解が違う内容があるかもしれませんが、ご容赦いたければと思います。
立禅のやり方は前回記事(以下)で記載しましたので参考に。
それでは深堀りしていきます。
①ストレス発散
「立禅」の推奨場所は、自然の中です。
山、川、海、他、どこでもいいです。
想像しててみてください、
自然の中でひたすら立って深呼吸すること、それだけで気分がよくなると思いませんか?
忙しい社会生活のため、自然と触れ合う機会がない方、休日に自然豊富な場所に行ったら気分転換となり気分がよくなることはないでしょうか。
自然の中での立禅は、この感覚が継続し、良質なストレス発散方法です。
都市部に住んでいる方、木々のある公園でも十分に効果は得られます。
②自立神経が整う
立禅をすることにより、マインドフルネス状態になります。
マインドフルネスとは、「心がただ目の前のことに集中する状態」です。
一般的には、マインドフルネス状態に入るには「瞑想」をしたりします。
マインドフルネス状態に入ると、
・余計な雑念が消えて集中力が高まる
・不安やストレスから解放され心身のコンディションが整う
の効果があります。
自然の中でマインドフルネス状態に入り深呼吸することで、自立神経が整います。
詳しく書きませんが、自立神経の乱れは万病の元のため、健康維持に繋がります。
何等かの組織に属して仕事している場合、少なからずストレスを抱えることがあるでしょう。
中高年サラリーマンの私もその一人です。
私の例として、立禅でマインドフルネス状態に入り、落ち着いて自分の心と向き合うことで、仕事で抱えているストレスなどは所詮はとるに足らない雑念と気付かされることがよくあります。
結果として、上述①のストレス発散に加えて、立禅により自立神経が整っています。
③足腰の鍛錬
前回記事で空手向けの効果として、組手用の強靭な足腰が得られることを記載しました。
これは空手・武道だけに留まらず、日常生活でも役立つ効果です。
特に、私のようなデスクワークのサラリーマンの方、会社では下半身を動かすことが異常に少なかったりしませんか?
実は、私もそうです。
一日に、何km・何歩、歩いたかスマホアプリでチェックしています。
特に下半身の筋力・運動量を増やしたい方、立禅はただ立っているだけに見えますが、未経験者であれば、5分もてば長い方で、足がガクガクになるはずです。
立つだけなので、コストもかからず自分の好きなタイミングでできる、足腰強化にもってこいの鍛錬が立禅です。
④姿勢が良くなる
1回の立禅時間については、さまざまな見解があるかと思います。
私は5~10分でも十分に効果はあると考えております。
5~10分間、一定の体勢を維持しますが、そもそも不自然な体勢では長時間にわたり立ち続けることが難しいので、継続すると自然に立ちやすい形に近づいていきます。
結果として姿勢も良くなります。
私の例ですが、立禅を継続するようになり、空手の組手構えが安定するようになったと感じています。
同時に日常生活における姿勢も正しくなってきました。
武道経験者の方、姿勢が正しく軸ができている人は、各技をうまくこなせる傾向はないでしょうか。
空手指導もしている私としては、特に少年部で感じる傾向です。
サラリーマンもしくはビジネスマンの方、姿勢がいい人と悪い人のどちらが、得意先・仕入先から好印象を持たれるか、考えるまでもないですよね。
姿勢がよくなることはビジネス成功にも繋がると考えています。
まとめ
今回は、サラリーマン向けの「立禅」の効果を記載しました。
①ストレス発散
②自立神経が整う
③足腰の鍛錬
④姿勢が良くなる
特にサラリーマン向けの内容としましたが、健康志向の方であればどなたでも参考になるのではと思います。
私は空手のレベルアップを目的として、過去の道場メニュー、他武道も含む書籍を参考に、さまざまな自主トレメニューを試行錯誤してきました。
やってみて効果がなかった鍛錬も多々ある中で、残っている一つが「立禅」です。
立禅を継続していると、空手向けの効果だけでなく、健康に繋がる効果もあると感じるようになり、言葉にしたのが今回の4つです。
本ブログコンセプトの生涯武道を目指すには健康は必須条件であり、空手と共に人生を歩んでいる私にとって、立禅は一生ものの鍛錬法です。
独学で立禅を学ぶなら以下書籍が最もおすすめです。
今回は以上です。
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