空手 黒帯 の 自主練 メニュー 7つ 芦原空手/空手全般 向け

※当サイトで紹介している商品の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

今回は、先日に行った私自身の空手の自主練メニューについて記載します。

最初に結論です。

①ストレッチ(柔軟運動)

②鏡を見ての基本稽古

③鏡を見ての移動稽古

④芦原の型

⑤立禅

⑥這い

⑦フリーで動くシャドー

私の専門は芦原空手(芦原空手)です。

また、黒帯(有段者)で指導にも携わっています。

芦原空手を含む空手関係者の稽古メニューの参考になれば幸いです。

また、普段は指導に回っている空手の有段者の方、ご自身の自主トレと比較いただき新たな発見があれば幸いです。

それでは深堀していきます。

目次

①ストレッチ(柔軟運動)

まずは、道場稽古でも実施しているストレッチからです。

自主練の場合は、特に自分が可動域を広げたいと思う箇所を入念に時間をかけます。

私の場合は、特に股関節のストレッチに時間をかけます。

これから行う空手の挙動に対して、柔らかく動けるような準備と、怪我防止を目的とします。

②鏡を見ての基本稽古

通常の道場稽古では、自分のフォームを見ることはほぼないと思います。

特に道場で指導をされている指導員の方、道場生のフォームをよく見てアドバイスすることはあると思いますが、普段の道場稽古では自分のフォームを見ることはほぼ無しでないでしょうか?

もちろん、私も同様です。

鏡を使って自分のフォームをセルフチェックすることは非常に有益と考えています。

ポイントは色々ありますが、一番重要なことは、技における初動です。

鏡で自分のフォームを見て初動で、出す技が分からないように動くことを心がけます。

③鏡を見ての移動稽古

基本稽古と同じく鏡を見て、自分のフォームをチェックしながらの移動稽古です。

通常の移動稽古に、騎馬立ちからの鉄槌も追加しました。

基本的な内容ですが、鏡を見ることで

・移動前後で高さが変わってないか

・バランスよく移動+攻撃技が出せているか

・極端にガードが下がってないか

を確認します。

④芦原の型

芦原空手の型の一人稽古です。

具体的な型名と回数は以下です。

組手の型1 2回

組手の型2 2回

組手の型3 2回

組手の型4 2回

組手の型5 2回

投げの型3 2回

投げの型4 2回

実戦の型1 2回

実戦の型2 2回

初心の型1 2回

初心の型1(サウスポーで左右反対で) 2回

各型の1の挙動は向きを変えるのみの挙動、10の挙動はトドメです。

ということで、1つの型で、計8人をサバくことになります。

合計すると 型 11種 × 8人 × 2回 = 176人 をサバキで制圧したことになります。

あくまで一人稽古でのシャドーですが、サバキ技術に特化した稽古になっていると考えています。

当然、連続では動けないので、途中で休憩も挟んでいます。

型稽古のトータル時間としては約35分でした。

⑤立禅

「立禅」は空手ではなく中国拳法の鍛錬方法です。

私の立禅は完全に独学ですが、自主トレのメニューには欠かせないです。

サバキ・組手時の動きが格段によくなるからです。

詳しくは下記記事を参考にどうぞ。

⑥這い

上述の立禅と同様に、中国拳法の鍛錬法「這い」についても、私は完全に独学です。

私が考える「這い」のメリットは、

・強靭な下半身

・Automatic顔面ガード

です。

これにより、確実に武力が上がります。

詳しくは以下記事に記載しました。

⑦フリーで動くシャドー

時間を決めて、とにかく動き続けることを鍛錬とします。

今回の自主練では、3分と設定して動き続けました。

3分間動き続けるとなれば、できるだけ力を抜いて、インパクトの瞬間だけ力を入れることが必須です。

ステップワーク、受け、攻撃技、コンビネーション、芦原の型の挙動、サバキの挙動、何でもありで動き続けます。

大事なことは、これまで稽古してきた定型の動きをフリーの組手・サバキで使えるようにすることです。

そのためには、フリーに動くシャドーは有益な稽古です。

ちなみに私は、芦原空手審査で黒帯としてサバく側に回る時には、ウォーミングアップとして必ずこの稽古をして、相手の攻撃に対する反応を上げるようにしています。

まとめ

今回は、先日に行った空手の自主練メニューについて記載しました。

①ストレッチ(柔軟運動)

②鏡を見ての基本稽古

③鏡を見ての移動稽古

④芦原の型

⑤立禅

⑥這い

⑦フリーで動くシャドー

空手の技は、殴り合い・蹴り合いの直接打撃での戦闘で使えなければ意味が無いと考えています。

今回の稽古内容でフォームチェックをしていますが、あくまで実戦で使える状態かどうかの確認です。

もちろん、フォームの良さは重要ですが、ダンスとしての上手さは不要です。

芦原空手の型は、どれも相手の攻撃に対する受け・カウンターからスタートするので、法治国家の日本における戦闘用の動きを体にインプットするために有益と考えています。

中国拳法の立禅・這いは、理屈では説明しがたい本能的な体の反応性が養われます。

こればかりは、言葉で書いても理解が難しいあくまで稽古で得られる感覚です。

フリーで動くシャドーは、太気拳の「探手」の空手バージョンです。

定型の動きをいくら稽古しても、常に変化ありきの現実の組手でそのまま使うのは難しいです。

さて、私はこれまで様々な自主練メニューを実践してきましたが、「武力を上げる」ために残ったのが今回メニューです。

ちなみに、上述のメニューを全てこなす時間としては、

合計 2時間

でした。

もちろん休憩、給水を挟みながらです。

一心不乱に武力UPを目的として稽古すると、稽古後にはなんとも言えない爽快感・充実感が得られます。

本業がサラリーマンの私として、この爽快感・充実感は、会社で得られることは、100%無いです。

このように武力UPを目指して一心不乱に稽古すること自体が、本ブログのコンセプト「生涯武道」にも繋がります!

今回は以上です。

芦原空手の基本稽古・型稽古は以下商品でまとめて学べます。

以下記事も参考にどうぞ。

目次