みなさん、こんにちは!everkarateです!
正しいサバキはより安全である。
安全に楽しく学ぶのが芦原カラテである。
これは、芦原空手技術書に記載されている文章です。
具体的には、以下書籍の14ページ目の左下部分です。
今回は、正しいサバキを安全に楽しく学べるのが芦原カラテである理由について考えてみました。
最初に結論です。
①実戦に使えるのはより安全な技術
②整備されたカリキュラム
③楽しくなければ続かないをDNAとした道場雰囲気
私は中高年でサラリーマン空手家です。
専門は芦原空手(芦原会館)です。
今回記事は特に、
・武道に興味があるけど未経験のため一歩踏み出せないでいる中高年の方
・過去に武道経験があるけど年齢を重ねることで武道復帰を諦めている方
に参考になる内容です。
それでは深堀りしていきます。
そもそもサバキとは?
芦原空手で学ぶ技術の総称です。
オリジナルは、芦原英幸先生(初代館長)です。
簡単に説明すると
・打たれずに打つ攻防一体のテクニック
・競技(試合)ではなく実戦を想定した技術
です。
芦原先生は、通常のフルコンタクト空手と実戦(ストリートファイト)で、動き方の乖離を感じていました。
道場の先輩に
「芦原、お前の動きは空手とちがうぞ、それじゃケンカだ」
と注意されたこともありました。
そこで、芦原先生はそもそも道場の空手と、実戦では求める技術が違うと気づきます。
道場では、多少叩かれても、最終的に1発効き目のある技を決めれば勝ち。
一方で、ケンカ(実戦)では何をしてくるか予測不明の相手の技を食らわないことを最優先とする。
難しい話ではないです。
試合でなくストリートファイトで、顔と顔が当たる位の距離で顔面パンチ無しの攻防をする人はいるはずがないです。
注意書きとして、パワー・体力による打撃力を競うことができる試合を否定する意図はないです。
パワー・体力は強さの源です。
①実戦に使えるのはより安全な技術
芦原空手のサバキは、打たれずに打つ技術です。
「打たれずに」ということは、安全な位置・体勢がマストの条件です。
そもそもですが安全な技術でないと、実戦で使えないです。
初対面で何をしてくるか分からない相手に対して、自分の身に危険が及ぶような戦術は取れないです。
稽古では自分の身に危険が及ぶような技を教わることはまずないので、初心者の方、中高年の方でも安心して学べます。
②整備された稽古カリキュラム
芦原英幸先生は、空手の達人です。
過去の動画では、指導の時はあえてゆっくり動いていますが、たまに人間離れしたスピードが散見されます。
ただ速いだけでなく、切れ・パワーも申し分ないです。
以下商品で、達人の動きが確認できます。
芦原先生の凄いところは、上述の技術面はもちろんですが、サバキの稽古カリキュラムを後世に残したこともあります。
一般的には、空手の指導は属人的(=指導者次第)になりがちです。
芦原空手の場合は、技術書もあり、どこの道場でもベースは同じ稽古をしています。
私は、総本部と他数支部を経験しましたが、道場毎に特別に変わった稽古はなかったです。
やはり、稽古カリキュラムが整備されていることが主要因と考えています。
初心者の方、中高年の方、どこの支部に入門しても無茶な技術はなく、洗練された稽古カリキュラムにより、安心してサバキ技術を学べます。
③楽しくなければ続かないをDNAとした道場雰囲気
空手の道場となると、殺伐とした雰囲気を想像される人もいるかもしれません。
芦原カラテの場合は、「楽しくなければ続かない」という方針、というかDNAがあります。
私が総本部に通っていた頃から肌で感じている雰囲気です。
これは、実は指導者・運営者側のスタンスの問題です。
はっきり言って武道の練習は、きついし、痛いのが当たり前です。
それが気にならないほど、楽しいというのは、やはり指導の仕方がうまくてはならないものです。
教える方がうまければ、学ぶ方も多少のしんどさも気にならないです。
以下書籍で、芦原先生の言葉として紹介されていますが、私の経験上も、全くそのとおりです。
初心者の方、中高年の方、芦原会館であれば、どこの支部に入門しても楽しく学べると、私は考えています。
まとめ
今回は、正しいサバキを安全に楽しく学べるのが芦原カラテである理由を3つ記載しました。
①実戦に使えるのはより安全な技術
②整備された稽古カリキュラム
③楽しくなければ続かないをDNAとした道場雰囲気
過去に道場の先輩から言われた言葉を記載します。
「everkarate君(仮名)は、最初から芦原空手でうらやましい。
僕が過去に所属していた流派は、年齢を重ねたら継続が難しい雰囲気だった。」
他流派の稽古内容・雰囲気まではわかりませんが、
私がこれまで見てきた芦原空手の道場では今回テーマである
正しいサバキはより安全である。
安全に楽しく学ぶのが芦原カラテである。
を方針としていましたし、私もそのつもりで道場を運営しています。
これらは、本ブログのコンセプトの「生涯武道」に繋がる内容でもあります。
手前味噌は重々承知の上ですが、初心者の方、中高年の方にも自信を持っておすすめできるのが芦原空手です。
今回記事で少しでも興味を持っていただければ幸いです。
今回は、以上です。
以下記事も参考にどうぞ。