今回は成長期の子供が空手を含む武道を習うと得られる3つのメリットを記載します。
子供の習い事として空手を検討中の方、すでに空手を習っている子供がいる方、参考にしていただければと思います。また他の習い事との比較にもなります。
先に結論です。
①心の強さ
②日常生活では得ることができない武力
③身についた技術の残存性
それでは、3点を深堀りしています。
①心の強さ
私が少年部の空手で最も重要視していることです。
空手の稽古・技術を通してどうすれば心の強さを養えるか・・・まだまだ勉強中ですが、現時点の考えを記載します。
空手を学ぶことにより、明らかに成長が確認できます。
技術的なことも当然ながら、昇級したら帯の色が変わります。
努力すれば確実に結果が出せるという成功体験を成長期に得られること、これが心の強さに繋がります。
心の強さがあれば、他者に動じない芯のある自分をもつことに繋がると考えています。
↓参考記事↓
②日常生活では得ることができない武力
特にフルコンタクト空手では、殴る蹴るの攻防が必須です。
基本・移動・ミット稽古等は攻撃力を養うことが主目的です。
日常生活で殴り合いの攻防をすることはまずなく、道場では非日常体験をします。
道場内で、よりレベルの高い動きを見ることもあり、素人レベルの攻撃は遅くて止まって見えます。
実際の少年部の会員の話です。
小学校で同級生同士の喧嘩があれば、その会員はいつも仲裁役に入っていましたが、「同級生の動きを見ても遅すぎて止まって見えた。」とのコメントでした。
このように明らかに武力の差があれば、格下相手に喧嘩することはまずないので、多感な小中学校時に余裕をもって過ごせるのでは?と思います。
↓参考記事↓
③身についた技術の残存性
成長期に体に染み込ませた動きが一生ものになることがあります。
例として自転車に一度乗れるようになれば、乗る感覚は一生身についています。
空手・武道で同じことが言えます。
一時期離れたとしたら、柔軟性は落ちるかもしれませんが、基本的な体の使い方は覚えています。
加えて、成長期の飲み込みやすさ(インプットのスピード)は、確実に大人より上です(学習・他スポーツでも同じことがいえますが)。
まとめ
今回は成長期の子供が空手・武道を習うことにより得られるメリットを3点書きました。
①心の強さ
②日常生活では得ることができない武力
③身についた技術の残存性
最後に私自身の経験です。
過去に明らかに別次元の強者と稽古・組手をしたことがありました。
人数としては2人ですが、その方達の共通点として少年時代からの武道経験がありました。
言葉で表すのは難しいところですが成長期から長らく稽古継続することによる、技の洗練さが他者とは違っていると感じました。
今回は以上です。
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