今回は、サラリーマンまたは何等か組織に属する社会人が、空手をすると得られるメリットを記載します。
最初に結論です。
①ストレス発散できる
②ストレス耐性がつく
③本業以外の繋がりができる
空手を始めると、体力・身体強化のメリットがあることは言うまでもないかと思います。
今回は、特に、サラリーマン・組織人が得られる精神的メリットについて記載します。
私は、本業サラリーマンの中高年です。
本業で何等かの組織に属する方、また、空手関係者の方に、参考になれば幸いです。
次から深堀りします。
①ストレス発散できる
空手は全身運動です。
体全体を伸ばす柔軟運動から始まり、基本稽古・移動稽古の技の形を覚える稽古、その後対人稽古へと進みます。
また、日常生活ではあり得ない大声を出します。
稽古に慣れてない初期の頃は、逆にストレスがかかるかもしれませんが、
私は毎回の空手稽古で確実にストレス発散されています。
サラリーマンを含む社会人の方、何等かの組織に属すると、ストレスがたまる局面があるかと思います。
もちろん私もそうです。
溜まったストレスを発散する方法として、空手はとても有益と考えています。
②ストレス耐性がつく
私の所属流派は、フルコンタクト空手の芦原空手(芦原会館)です。
稽古内容の中で、特に、組手・サバキでは、日常生活ではありえない緊張感が得られます。
相手を倒す気概をもって、本気の殴り合い・蹴り合いをすることは、未経験者からすると多大なストレスがかかります。
このような稽古に慣れてくると、ストレスに対する耐性が付いてきます。
サラリーマンを含む社会人の方、何等かの組織に属したら、どうしてもストレスを受けることがあるはずです。
私自身の経験としては、会社で受けるストレスと、空手を始めた頃に組手で受けたストレスを比較すると、空手の方が大きいです。
会社で受ける大きなストレスを受けることがあったら、空手で培ったストレス耐性によって、「取るに足らないしょうもない出来事」 と割り切ることができています。
③本業以外の繋がりができる
特に、サラリーマンの方、本業の会社で長く務めていると、それなりの繋がりを持っていると思います。
「会社」と「家庭」外で、何等かのコミュニティに属すことはあるでしょうか?
「空手」のコミュニティに属している私も、空手がなければ、「会社」・「家庭」のみとなります。
長年空手を継続していると、武道の縁「武縁」に恵まれることがあります。
橘玲さんの著書:「幸福の「資本」論」
では、幸福のための3つのインフラ(基盤)として、
・社会資本(→共同体=繋がり)
・人的資本(→自己実現)
・金融資産(→自由)
と定義されています。
人間は何をもって幸福感を得られるか?
を突き詰めると、これら3つのバランスにより形成されることになります。
空手を継続すると、同じ道を目指し修行する仲間によるコミュニティが形成されます。
本業とは関係ないコミュニティで繋がることは、「社会資本」を持つことになり、幸福度が上がります。
私の場合もこれが当てはまり、
「本業の仕事での繋がり」
とは別で、楽しさを感じることが多く充実している
「空手での繋がり」
は社会資本そのものです。
まとめ
今回は、サラリーマンまたは何等か組織に属する社会人が、空手すると得られるメリットを記載しました。
①ストレス発散できる
②ストレス耐性がつく
③本業以外の繋がりができる
本業が中高年サラリーマンの私の見解ですが、特に空手関係者の方、腑に落ちる内容が多いのでは?と思います。
サラリーマンまたは組織人の方、
・所属する会社・組織は永久不滅ですか?
・所属する組織を出たら、ご自身には何が残りますか?
当たり前ですが、永久不滅の会社・組織はないです。
何等かの理由で、所属する組織を出ることになったとしても、空手は離れず残ります。
稽古を継続する限り、ずっと残ります。
と私は考えています。
サラリーマン・組織人に有益なメリットがあり、仮にその組織を出ても自身に残る空手を私は今後も長期継続していきます。
このような価値があり長期継続できる空手は、本ブログコンセプトの「生涯武道」そのものです。
今回は以上です。
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