今回は私の所属流派である芦原空手(芦原会館)のおすすめの本について、記載します。
どれも私が実際に保持している本です。
最初に結論です。
おすすめは、以下8冊です。
①実戦!芦原カラテ1
②実戦!芦原カラテ2
③実戦!芦原カラテ3
④芦原英幸 サバキの神髄
⑤最強格闘技図鑑
⑥最強格闘技図鑑 真伝
⑦空手に燃え、空手に生きる
⑧流浪空手(さすらいからて)
今回は、特に芦原空手を含むサバキ系空手関係者に参考になる内容です。
また、武道全般に参考になる書籍でもあるのでどなたでも参考にしていただければ幸いです。
なお、長くなるので、今回は①~③について、記載します。
①実戦!芦原カラテ1
不世出の達人、芦原英幸先生の初の空手技術書です。
後述の2冊を含めて、合計3冊の技術書が世に送り出されています。
本書は芦原空手の大枠を知るためにとても有益です。
写真付きでとても分かりやすい技術の説明もあります。
私個人的には、特にお気に入りは、86ページの「芦原カラテの格言集」です。
合計21の格言あります。

達人の格言を読み解くこと、すなわち、達人が何を考えてその格言を書いたか?を考えて稽古することが上達に繋がります。
1格言で1記事書けるくらい、重厚です。
実際に私は格言毎に記事しました。
以下にて、何点か、格言がテーマの記事を貼ります。








②実戦!芦原カラテ2
達人の芦原英幸先生の2冊目の技術書です。



本書は、ハッキリ言って、上級者向けです。
私自身の経験として、本書を初めて手に取って読んだ時は、型の説明と、サンドバッグ稽古方法の記載がある技術書、くらいの印象でした。
黒帯になり数年経過して、改めて、本書を見返すと・・・
初めて見た時とは得られものが違いました。
本書の冒頭部分だけ抜粋します。
骨子をなすのは、「より小さい動きを重ねて、相手の崩れを大きくし、より安全確実に倒す」ということである。
いうなれば、前著を芦原カラテのさわり集とすれば、本書は芦原カラテの核心を紹介するものである。
つまり、前著で芦原の技を見た人の、どうすれば芦原のようにサバキができるのか、という疑問に答える本である。
本書の中でも特に、気に入っている箇所を2点だけ記載します。
相手のサバキ技に対して、サバキ技で返すという凡人には思いつかない発想です。
ベーシックな芦原空手の技術は、そのままナイフ等の凶器に対する護身技として使えることがよく分かります。
もちろん、他にも有益な内容も多々ありますが、書き切れないので、これくらいにしときますが・・・
内容を理解できる上級者が読み込めば、確実に武力が上がります。
③実戦!芦原カラテ3
「実戦!芦原カラテ」シリーズ3冊の内、最も初心者向けです。
初心者向けとはいえ、上級者にも有益な内容も多々あります。
実は、私が入門2カ月の白帯の頃、初めて購入した空手技術書です。
本書については、私の思い入れが大きく、以下の3記事にしました。






まとめ
今回はおすすめの芦原空手の本のうち、3冊を紹介しました。
①実戦!芦原カラテ1
②実戦!芦原カラテ2
③実戦!芦原カラテ3
芦原英幸先生が残した技術書は、今回の3冊のみです。
どれも読みごたえがあります。
15年以上、芦原空手を継続している私は、今でも今回の3冊を読み返すことが多々あります。
一番読む頻度が高いのは、「③実戦!芦原カラテ3」です。
3冊を読んで理解し、内容を指導できるなら・・・支部道場を開くことができると考えています。
質の高い技術書を教本として、空手技術を磨くことはとても面白いです。
武術追求の面白さは、本ブログコンセプトの「生涯武道」に繋がります!
今回は以上です。
以下記事も参考にどうぞ。



